組合方針
無限に成長・発展、相互扶助の精神、固い団結力
ご挨拶
この度、第48回通常総会での役員の任期満了に伴いまして、新理事長に就任をしました。
当尼崎運輸事業協同組合は、昭和44年3月創立、同年4月設立をして早48年が過ぎました。
「伝統と実績、安心して加入が出来る協同組合であります。運営を引き継ぐことに重責を感じますが、新しい事業にも積極的に取り組みを行いながら組織のために時代に合った事業展開をしていきたい」と考えております。
次に、運輸業界の課題は、ドライバー不足であります。当尼崎運輸事業組合も同様に課題が生じており、その様な課題を払拭するために、平成27年にHPのリニューアルを行い、組合員のドライバー採用情報の掲載をしました。
また、関連省庁とも連携を行いながら、一人でも多くのドライバーの確保に力を入れて行きます。
最後になりますが、今後も運輸業界を取り巻く環境は、厳しさを増しことが予想されますので、
「組合と組合員が相互扶助の精神を忘れずに、変化する社会環境に対応できる」組合運営に取り組んで参ります。
尼崎運輸事業協同組合
理事長 原 岡 謙 一
事業概要
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共同荷受配車事業
- 組合員ニーズにマッチした、タイムリーな荷受と配車を実現しています。
共同荷受配車事業は物流システムが急速に集約化、簡素化されていく時代にあって組合事業の中でも最重要事業の一つであります。
現代の物流に情報化、共同化は不可欠であるとの認識のもと、全国幅広く展開できる情報ネットの活用を大いに生かすため、 ローカルネットおよびネットワークKITに参画、さらに組合員間情報伝達ネットワークをも有効に活用しながら高効率、高付加価値輸送を目指しています。
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共同物資事業
- 一括購入によって廉価な燃料他の供給を実現し、組合員のコスト低減に貢献しています。
共同物資事業は厳しい経済情勢が続き低運賃での輸送を強いられる中にあって、輸送コスト削減の重要な使命のもと、低価格で品質の良い軽油を安定して供給することを基本の最重点に置き、正しい情報を的確に掌握し、燃料事情にかかわる調査、研究を積極的に行っています。
この事業は、SS販売(自家給油)、ローリー販売、カード販売の三種を中心に事業展開しています。中でも自家給油は敷地面積489.83m2の給油所を設置、埋蔵タンクは軽油40kl×2基、ガソリン8kl×1基の計3基を備え、一度に大型車両4台の給油が可能な設備を完備しています。
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高速利用事業
- スムースかつ低コストの高速道路の利用環境を組合員に提供しています。
高速利用事業は組合の経営基盤を支える重要事業の一つであり、ETC別納カード管理の徹底により事故(不正使用・紛失・盗難)の絶無を基本において現在、組合員へ約1000枚のETC別納カードを交付、適正な利用とそれに伴うETC利用の普及も推進しています。
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共同車庫事業
- 使い勝手が良い、廉価な車庫を組合員に確保しています。
共同車庫事業は組合の共同車庫としての用地取得を基本においています。
現在、名神高速道路高架下に約1000uを借用し、組合の共同車庫として組合員の一部に提供しています。
今後も組合員の車庫確保の要望に即し、用地の購入および賃貸契約等を合わせて調査、研究を行い、適正な車庫確保に全力をあげているところです。
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金融事業
- 簡単な手続きで低利の資金を組合員に提供しています。
金融事業は全組合員を対象に夏期、年末期の1年に2回の短期転貸融資を行っています。
簡略な手続きと低利で行う融資は組合員に幅広く活用されています。
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リース事業
- リース事業は組合員の貨物自動車購入にあたり、資金の融資を行い事業を支援します。
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総務関連事業
- 組合員であるトラック事業者を対象とする福利厚生と教育事業を行っています。
総務事業は、組合定款に掲げる当組合の事業、組合員の相互融和の精神向上のための諸施策等の円滑な運営を図ることを基本においています。特に地元企業、関係官公庁および地元住民と密着し、共に地域ならびに各組合員企業と物流業界の質的向上と発展のために教育、研修事業と福利厚生事業に力を入れています。
●教育、研修事業
現代の流通革命に対応し、近代的な経営感覚と経営管理の幅広い知識や手法を身につけるべく、定期的にセミナー、研修会を開催しています。
●福利厚生事業
組合員相互の親睦を深める同好会活動により組合員の福利向上に努めています。
●同好会活動
ゴルフ同好会(呼称=尼運会)、旅行同好会(呼称=睦交会)を発足、全組合員がいずれかに参加し活発に活動しています。
過去三カ年の事業の推移
| 2020年度 |
2021年度 |
2022年度 |
組合員数 |
51社 |
50社 |
52社 |
事業収入
(単位 百万) |
1,558 |
1,856 |
1,929 |
利用分量配当
(単位 百万) |
6 |
6 |
0 |
税引後利益
(単位 百万) |
10 |
11 |
8 |